バルマー氏の意見。

2008/07/25 Friday

 

· Apple: In the competition between PCs and Macs, we outsell Apple 30-to-1. But there is no doubt that Apple is thriving. Why? Because they are good at providing an experience that is narrow but complete, while our commitment to choice often comes with some compromises to the end-to-end experience. Today, we’re changing the way we work with hardware vendors to ensure that we can provide complete experiences with absolutely no compromises. We’ll do the same with phones—providing choice as we work to create great end-to-end experiences.

AllThingsD

米マイクロソフトのCEO、スティーブ・バルマー氏の意見です。アップルに関するところしか読んでないので、もしかしたら文脈を読み違えているかもしれませんが、そのときはスイマセン。

概要はこうです。

「比較するならPCはMacの30倍売れている。けれどもアップルが成功していることは明らかだ。理由は、アップルが『狭い範囲での完成された体験』を提供しているからだ。我々はその面で妥協を強いられてきたが、これからはハードウェア・ベンダーとの関係を変えて、『まったく妥協のない完成された体験』を提供していく。」

End-to-end experienceというのが具体的に何を指すのか不明確ですが、恐らくは自分たちはWindowsやOfficeのようなソフトウェアだけを提供していて、ハードウェアは他社が作っている、だから妥協を強いられているのだ、と言いたいのでしょう。悪いのは自分たちじゃない、と。
ビル・ゲイツは、こんなみっともない言い訳はしなかったように思いますが、それはともかくとして、「妥協しない」とはどういうことなのか、それが分かれば苦労はしないのです。
ハードウェアもソフトウェアも、両方を作るようになれば妥協をなくせるのか。そんな簡単なものじゃないでしょう。

ビル・ゲイツが退いてからのマイクロソフトは、目標とするものが見えていない。というか、目標が分からなくなったから、ゲイツ自身は引退したのでしょう。
まずは目標、未来像、理想像、そういったものを自分自身で知ることができなければ、「妥協しないこと」さえできないだろうと思います。バルマーさん、「妥協しない」前に、今現在「妥協することができている」と思っているんでしょうか?

難しいですね、21世紀。

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