リンダ リンダ リンダ
2006/04/20 Thursday
高校の文化祭で、女の子4人のバンドがブルーハーツの「リンダリンダリンダ」を演奏する、という映画。
元々のボーカルやギターが文化祭直前にバンドを抜けてしまい、急造メンバーで本番に臨む、というところは、「スウィングガールズ」に似ている。けれども、「スウィングガールズ」とは違って、「企画もの」的な感じはまったくしない。「ま、こんなもんでしょ」っていう業界的な甘えみたいなものも感じられない。本物感がある。登場人物の描き方も、しっかりとキャラクター設定されている感じ。だけど、類型的ではない。
ああ、バンドってこんな感じだよな、文化祭ってこんな感じだよな、と思わせてくれる。作り手が、人間や物語というものをしっかり考えていることがわかる。
ひとつのカットが長い、いわゆる「長まわし」が多くて、「いまどきのまったりした高校生」というような印象を受ける人もいるんだろうな、と思う。けれども、テンポが遅いわけでもなければ、間延びしているわけでもない。けっこう、演技が濃密。
3日の間に、人間関係が進んでいく感じとか、演奏が上手になっていく感じが、非常に自然に描かれている。
音楽、渋いなーと思っていたら、ジェームズ・イハ。
とっても面白かった。
それと、前田亜季って好きなんだよね。こういっちゃ申し訳ないけど、芸能人っぽくなくて。


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