iPhoneのSIMカードをはずすと
2008/11/29 Saturdayご存知の通り、ここ数年の携帯電話にはSIMカード(USIMカード)というものが入っています。SIMとはSubscriber Identity Moduleの略で、このカードの中に携帯電話使用者の情報(電話番号など)が入っており、電話機を変更してもSIMカードを入れ替えればすぐに使えるようになります。携帯電話機を複数所有して、その日の気分でSIMカードを入れ替えて使っているという人も、中にはいるかもしれませんね。
ところが、このSIMカードが差さっていないときはまったく機能しない電話機というのもあります(というか、ほとんどの機種がそうなのではないかと思います)。
カタログ上のスペックだけは多機能をうたっている日本の電話機ですが、機種変更をして手元に残った電話機はもはや何も使うことができないのです。カメラやワンセグさえ使えない。
それはなぜかというと、もちろん嫌がらせです。技術的にSIMカードがないと動作しないわけではありません。電話機をただ同然で配っていたため、月々の回線使用料を払わない人に高性能な端末の一部機能を使い続けさせるわけにはいかないわけです。
…と、まあ、このへんは知っている人にとっては常識。
で、iPhoneの場合どうなのよ、と思いますよね。
なにしろ、iPhoneにとって、携帯電話としての機能は、重要ではありますがメインではない。様々な機能の一部にすぎません。
携帯電話としての機能をゼロにしても、WiFiやUSB(ドックコネクター)、Bluetoothなどのインターフェースがあるし、当然iPodとして音楽やビデオを再生する機能もある。カメラもGPSもある。
で、結論的には、SIMカードを抜いても、iPhoneの主たる機能はまったく問題なく使えました。
起動すると「SIMカードが挿入されていません」と表示されるので「OK」をタップするだけ。
もちろんすべての機能を試したわけではありませんが、WiFiでのインターネット接続、カメラ、GPS、カレンダーやアドレス帳、サード・パーティー製のアプリケーションやゲームも問題なく使えます。
できないのは、SMSと電話だけ、という、極めて当然、非常の明快な結果となりました。
ということで、2年後にローン契約(月々割)が終了し、機種変更をした後も、iPhone 3Gはとりあえずのガジェットとして生き残ることができます。もちろん、2010年にはiPhone自体が恐ろしく進歩しているでしょうから、きっと多くのユーザーが買い替えるでしょう。
しかし、契約が終了すると文字通りのゴミになる日本の携帯電話とは、大違いですね。
(SIMカードを外すには付属のピンを使いますが、外す前にiPhoneの電源を切ることを忘れないでください。電源を切るには、電源ボタンを6秒ほど押し続けます。)



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