超能力研究部の3人

Saturday 16 January 2016

「山下敦弘」の字はよく知っているんだけど、読みがいつも分からなくて、タイプするのがすんなりいきません。😅
 はい、「やましたのぶひろ」ですね。

 で、その山下監督の「超能力研究部の3人」という映画を見ました。この映画は、映画好きの人なら誰でもかなり楽しめると思うので、ぜひ観るといいと思います。
 自分は、あまり予備知識はなしに観れたんですが、最初「どうするの、これ」って思いつつ始まったものが、ちょっとずつ、その世界に入り込んで行けるようにできてるんですね。
 監督出演者のインタビュー、プロダクションノートなんかも、観てから読む方が面白いでしょう。

 とても珍しい形式の映画で、簡単にいうと「フェイク・ドキュメンタリー」であり「アイドル映画」と宣伝では言っています。でもその二つの言葉から想像できるものを軽く超えている感じ。まさに山下監督ならではのリアリズムが根底にあるからこそ実現可能だったのでしょう。
 こういう構造って、例えば村上春樹の「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」とかコッポラの「ゴッドファーザー・パート2」とかもありますが、それらに並ぶ面白い作品になってると思います。
 編集作業はかなり大変だったとのことですが、二度目に観てみると、これがまた実にうまく作り込んであることがわかります。そしてまた、騙されてることを分かって観ると色々とコミカルでもあります。

 ケンカのシーン、生ちゃんのインタビューのシーン、海辺のシーンなんかは、めちゃくちゃ迫力があって、唯一無二な濃密さを感じますね。